ダブル不倫はどのようなきっかけで始まり、どのようなタイミングで結末を迎えるのでしょうか。
離婚や慰謝料請求の話題も交えながらダブル不倫について紹介します。

ダブル不倫が始まるきっかけ

ダブル不倫のきっかけになるよくあるケースは大きく分けて3種類です。
どのようなきっかけがあるかを紹介します。

社内不倫からの発展

マイナビウーマンのアンケート結果を見ると不倫のきっかけの約6割が職場での出会いだとわかりました。

よくあるのが仕事の悩みを聞いてくれる既婚の男性社員の存在です。
親身になって話を聞いてくれる相手がいると、仮に既婚者であっても恋愛感情が芽生えることは少なくありません。
相談を受けているほうも情が湧きやすく、気が付けばダブル不倫に発展していたということもあります。
たとえば、仕事の相談をきっかけに既婚者同士が飲みに行き、恋愛関係の話に発展して交際したという例も多数ありました。

残業で二人っきりになったタイミングから異性であることを意識した人もいるようです。
既婚者同士でも二人で残業したことをきっかけに恋愛関係に発展することがあります。
ほかにも、同じチームで仕事したり出張先や社員旅行で行動を共にしたりすることがダブル不倫のきっかけになるのです。

参考サイト:マイナビウーマン|女性に聞いた! 「不倫のきっかけ」になることランキングTOP10

配偶者との別居

妻が妊娠・出産で実家に帰っているときに不倫する男性は少なくありません。
一時的に相手がいなくなると浮気する男性は多いようです。

男性側はあくまでも一時的な不倫を望んでいるため割り切った関係を希望します。
だから、恋愛関係に発展すると泥沼化しそうな未婚女性より、ある意味では共犯関係となる既婚者の女性を不倫相手に選びやすいのです。

当然ですが、離婚前提で別居しているケースだと不倫する可能性は上がります。
感情的にはすでに別れているつもりかもしれませんが、法律上はダブル不倫を不貞行為として扱われたり慰謝料の対象になったりするので注意してくれださい。

同窓会・飲み会やSNS上の交流

同窓会や飲み会などがきっかけで出会った相手とダブル不倫に発展することもあります。
同窓会や飲み会はお酒を飲む上に非日常的な場所です。
普段よりも気持ちが高揚していて恋愛関係に発展することも少なくありません。
久々に出会った相手や初対面の相手に好意を持つ人もいます。

また、SNSでの交流をきっかけにダブル不倫が始まることも少なくありません。
顔が見えない分、SNSは共通の趣味や考え方など相手の内面を見ながらコミュニケーションができる場です。
心の繋がりが生まれて長期的なダブル不倫の関係に発展することもあります。

ダブル不倫をする人の心構え

ダブル不倫は倫理的にも民法上も許されるものではありません。
「それでもダブル不倫がしたい」という人に向けて、ダブル不倫をしている人がどんな心構えでいるのかをお伝えします。

ダブル不倫はゴールのない関係

まず、ダブル不倫から結婚に発展することはほとんどありません。
現実的に考えられることをお伝えします。

ダブル離婚からの再婚は非現実

ダブル不倫をしているカップルがお互いに離婚して、不倫している相手と再婚する可能性は低いです。
特に、男性側はいまの結婚生活にピリオドを打ち、家庭を崩壊させてまでダブル不倫の相手と結婚することはほとんどありません。

不倫相手に求めていることは遊び相手であったりセックス目的の関係性だったりする男性もいます。
一方、女性のほうがダブル不倫の相手に本気になりやすいという傾向もあるようです。
お互いに家庭があると考えたとき、女性よりも男性のほうがいまの自分の立場を守ろうとします。

既婚者同士の恋の本気度を測る方法

もしすでにダブル不倫をしている人に向け既婚者同士のダブル不倫で本気度を測る方法をお伝えします。

メールやLINEの連絡頻度と内容

メールやLINEの連絡頻度と内容は男性の本気度がわかりやすく現れます。
彼があなたのことを本気で思っているなら早く返信が来るはずです。

また、メールやLINEの内容がセックスをにおわせるものだったり卑猥な内容ばっかりだったりしたときも相手の本気度を疑いましょう。
プライベートな相談や趣味の話ができるなら相手も本気かもしれません。

ただし、相手が本気だからと言ってすぐに返信が来るとは限りません。
奥さんがいる手前すぐに返信できないこともあります。
短くても返信が来るなどの努力が垣間見えるような十分本気です。

あなたの予定を優先する

彼があなたのスケジュールを優先してくれるなら本気度は高いです。

既婚女性は家事や育児が忙しくなかなか時間を確保することができません。
あなたの予定を尊重してくれる相手なら、仮にダブル不倫でも真剣に考えている証拠だといえます。
自分のスケジュールよりもあなたのことを尊重しているのです。

男性は好きな女性のためなら何とかして時間を割きます。
言い換えると、肉体関係を求めているだけの男性は女性のスケジュールを優先することはありません。
彼があなたのスケジュールを優先してくれるかを確認しましょう。

セックスを求めないデートの日が増える

既婚女性がダブル不倫で求めることは女性としての価値や自分への自信です。
たしかにセックスも女性の価値や自信になるかもしれませんが、そればかりの関係では軽薄に感じるものだと思います。
あなたのことを性欲解消するための相手としか見ていないかもしれません。

言い換えると、セックスがないデートが増えるほど既婚男性のあなたへの本気度は高いです。
あなたと一緒に過ごす時間を大切に思ってくれていると言えます。

もしセックスをしたとしても会話の時間を長く楽しめているなら彼も本気度は高いはずです。

ダブル不倫は遊びの恋

ダブル不倫を長続きさせている人たちはお互いに遊びの恋だと考えています。
ただし、ゴールのない遊びの関係でありながら二人で一緒に過ごしているときは本気です。
お互いに未婚のカップルの恋愛や一方だけが不倫している関係と違い、特殊な恋愛感覚かもしれません。

良好な関係のダブル不倫ではお互いに自分の家庭は大切にしています。
お互いに自分の子どものことを楽しく話すことも珍しくありません。
また、自分の配偶者と比べてあなたのいいところを話す人もいます。

ダブル不倫が終わる理由

ダブル不倫が終わる理由はさまざまです。
お互いに家庭に戻ったりほかの不倫相手を見つけたりと、さまざまなケースの別れ方を紹介します。

お互いが家庭に戻る

ダブル不倫の結末はお互いが自分の家庭に戻ることだという人もいます。
あくまで遊びの恋でやがてもとの生活に戻るというものです。

お互いに家庭持ちの恋愛

ダブル不倫がスタートする段階でお互いに家庭を持っていることを知っているなら、いつかは終わる日が訪れることを前提に交際します。
だから、お互いに家庭へ戻ることがゴールです。

初めから期限を決めて付き合うカップルもいますが、期限を決めずに付き合っていてもふとしたきっかけで別れることもあります。
自分から別れる人や配偶者から不倫がバレて別れることになった人などさまざまです。
ダブル不倫が終わるときは意外とあっけない結末というケースも少なくありません。

毎日のメール・LINE疲れ

配偶者に隠れて不倫相手へメールやLINEを送るのは精神的に消耗します。
いつ返信が来るかわからず、返信が来たときはまた配偶者に隠れてメールやLINEを確認しなければなりません。
この繰り返しをしているうちに疲れてしまうというものです。

ダブル不倫は、一時は楽しいと感じるかもしれません。
でも、長く続けば続くほど二重生活に疲れてしまいます。
メールやLINE疲れをするくらいなら、お互いに自分の家庭を壊すつもりはないと考えてダブル不倫をやめるケースもあるのです。

探偵事務所や興信所による浮気調査

配偶者が探偵事務所や興信所に相談して浮気調査を依頼することもあります。

探偵に浮気調査を依頼するメリットは法的手続きの優位性です。
離婚調停や裁判離婚、あるいは協議離婚で慰謝料請求や財産分与などを有利に進めるため、調査報告書を証拠にします。
たとえば、写真や動画、行動記録など、探偵に依頼をすると詳細な記録が残ります。
ラブホテルへ入室する瞬間やカーセックスをしている姿など、動かぬ浮気の証拠を撮影されているのです。

自分で浮気調査をするよりも探偵事務所の技術ははるかに高く、調査報告書が出てしまうと言い逃れはできません。
どのような写真や動画が証拠になるのか、『裁判に使える浮気の証拠は少ない!探偵事務所に浮気調査を依頼すべき理由』のページで詳しく解説します。

新しい不倫相手が見つかる

一方が飽きて新しい不倫相手を見つけたためにダブル不倫が終わるケースもあります。
不倫慣れしている人ほど不誠実で自分の行動に罪悪感がありません。
だから、あなたとの関係に飽きたりあるいは飽きないように複数の不倫相手と付き合ったりすることが多いのです。

もし自分が本気なら複数の不倫相手がいる人と付き合っても傷つくだけです。
早くダブル不倫の関係を終わらせることをおすすめします。

ほかの不倫相手を探す人の心理

すでにダブル不倫をしているのにほかの不倫相手を探す人には相応の心理があります。

たとえば、さみしがり屋または女遊びが激しい男性だと一人と不倫するなら何人と付き合っても同じだと考えています。
一人に真剣に入れ込みすぎないように、わざと複数人と付き合っているというケースもありました。

もし一人との関係が終わってしまってもほかの不倫相手に乗り換えようと考えているかもしれません。
複数の不倫相手と付き合っているほうは自分から関係を終わらせようとはしません。
何人も相手がいたほうが都合はいいからです。

なかには周囲から既婚と知られているにも関わらず誘われる人もいます。
とにかくモテるタイプの人で誘われると断れない場合、複数の不倫相手と関係性に発展してしまうかもしれません。

ダブル不倫でほかの不倫相手がいるか確認する方法

ダブル不倫をしているのにさらにほかの不倫相手がいないか気になるなら、相手のスケジュールを事前に把握して遊ぶ約束をしたうえで、あえてほかの日に予定を変更する方法をおすすめします。
もし挙動不審になったり断ったりされるなら、ほかの女性と遊んでいるかもしれません。

ほかには、自分や奥さんからのプレゼントではないアクセサリーを身に着けているときも複数の不倫相手がいるかもしれません。
バッグや財布などの小物も要注意です。
相手の好みと違うものや高級品を身に着けているときはほかの行動と合わせて観察してみてください。

複数の不倫相手がいるのを発見する方法はまだまだあります。
「彼からメールやLINEが来なくなった」「SNSで見慣れないお店の写真がアップされている」など、やりとりや行動を観察するのもおすすめです。

なお、別の不倫相手がほかの不倫相手に宣戦布告のメールやLINEを送ったことで発覚したという例もありました。

ダブル不倫の罪悪感に自分が耐えられなくなる

ダブル不倫は罪悪感を抱える人が多いですが、大きく分けると不倫相手への家族への罪悪感と世間的な罪悪感です。
ダブル不倫で罪悪感を抱く原因を紹介します。

不倫相手の家族に対する罪悪感

ダブル不倫は、自分の家族よりも不倫相手の家族に悪いという罪悪感を抱える人は少なくありません。

特に、女性の場合は自分が不倫するときに「女性としての価値や自信」を求めます。
不倫相手はこうした価値や自信を与えてくれる存在です。
不倫相手が自分を満たしてくれるため結果的にダブル不倫の関係をやめることができません。

ダブル不倫がよくないことをわかっていながら不倫相手に求めてしまう人もいます。
だから、不倫相手の家族に悪いという罪悪感を抱える人が多いのです。

世間的に悪いことという罪悪感

近年、芸能人による不倫のニュースを耳にする機会が増えています。
社会的に見ても不倫が悪いという印象を持つ人は少なくありません。

当然、不倫は配偶者から訴えられたら敗訴する可能性は高いです。
職場に居づらくなって退職したり引越しせざるを得なくなったりすることもあります。
世間から白い目で見られるのは当然です。

ダブル不倫は、お互いに結婚した相手との約束を破る行為と言えます。
不倫相手との交際は世間的にいけないことだとわかっているため罪悪感を抱えるのです。

転居や介護など生活環境の変化が起きる

ダブル不倫は長期的な関係になりやすいため生活環境に変化が起きることも多いです。

たとえば、一方が転居や介護によって生活環境が変化してダブル不倫が終わることは少なくありません。
配偶者の転勤や配偶者の親の介護によって時間を取られるようになると、現実的な問題から目を背けることはできずにダブル不倫が終わります。

ただし、不完全燃焼な終わり方で終わった場合、落ち着いたタイミングでダブル不倫を再開することはあります。
転居や介護のような第三者都合だと自分の気持ちの整理がついていないからです。

ダブル不倫のリスク

ダブル不倫はさまざまなリスクを抱えています。
配偶者からの復讐や離婚、高額な慰謝料請求などのリスクを見てみましょう。

配偶者から復讐

不倫の被害を受けた配偶者から復讐されるケースもたくさんあります。
たとえば、旦那に浮気されているのを我慢し続けた妻が、旦那が病気になったときに離婚届を突き付けるという事例がありました。

「結婚2年めから夫の浮気に悩まされ、その度に許してきたものの、私の心は限界でした。
でも、ただ離婚するだけでは、夫は結局、浮気相手と再婚してハッピーエンドになるであろうと思ったので、浮気を知っても離婚はせず、夫がもっともダメージを受けるであろうときを狙って、去ろうと思ってきました。
結婚9年めのあるとき、夫に病気が見つかり、手術と入院をすることに。
その前の年にも浮気バレしていましたし、私としては絶好のチャンスの到来です。
夫は、当然ながら私が看病をしてくれると思っていたようですが、そのタイミングで離婚届を突きつけ、強引に離婚してやりました。
病気になってからは浮気もできず、入院中もよほど寂しかったのか、毎日のように復縁希望の連絡が届いていましたが、すべて無視。
計画どおりに大打撃を与えるタイミングで離婚できて、スーッとしました」(45歳女性/医療)
引用元:ハピママ|泣き寝入りはしない!「不倫」した夫・妻・相手への復讐エピソード集【実録】

2ちゃんねるなどを見ても配偶者からの復讐エピソードはたくさんあります。
不倫の出口は配偶者からの強烈な復讐ということも十分に考えられるのです。

家庭崩壊または離婚

不倫がバレてしまった場合は家庭崩壊や離婚という結末が待っているご家庭が多いです。

裁判や調停などがないまま離婚するケースもありますが、後述するように慰謝料請求をされることも考えられます。
離婚後は相手に親権が渡ってしまい、子どもと会えなくなったという人もいます。

世間体から不倫を許されたとしても家庭内別居になることもあります。
自業自得なので周囲から同情されることもまずありません。

高額な慰謝料請求

不倫による精神的苦痛を理由に慰謝料を請求される可能性は高いです。
ただし、ダブル不倫の場合は不倫相手の家庭から自分の家庭へ慰謝料を請求される可能性があります。
すると、自分が配偶者や不倫相手から慰謝料をもらう代わりに、自分と配偶者で不倫相手の配偶者に対して慰謝料を支払う状況になることがあるのです。

もし、自分だけ慰謝料をもらいたいと考えるなら、相手の家庭へダブル不倫をしていることがバレないようにしながら慰謝料請求の手続きをすすめることをおすすめします。
不倫相手への慰謝料請求の金額相場や判例については『浮気の慰謝料の金額相場は200万円!浮気相手への請求や時効』のページで取り上げました。
自分の精神的苦痛をせめてお金に換えたいとお考えの方はご一読ください。